以前、なぜ分析スキルを学ぶ必要があるのか、について説明しました。
【出来る人が必ず理解している】なぜ、ビジネスに分析スキルが必要か - ベーシックビジネススキル提供
今回は、では分析スキルを向上させるために、何を学べばいいかについて記載していきます。これを読めば、何を学ぶ必要があるか理解いただけるはずです。
分析フレームワークを学べ
結論ですが、たった1つだけ
- 「分析ブレームワークをしっかり学びましょう」
です。
分析フレームワークを利用できると、本質や対応策がしかっり整理できて、価値のある答えを出せるようになります。
「フレームワーク」と聞くと「使えない」と拒否反応を示す人もいますが、そんなことはありません。しっかり理解をすれば絶対に使えます。
根拠1:なによりも実績がある
分析フレームワークは、様々な人々の知識が集約されています。ですから、我流の分析方法より圧倒的に信頼できますし、結果を提示する相手から見ても安心感があります。
例えば、
新規事業を検討するとします。その際にどう考えますか?
自分たちの強みはこれだから、この事業をやろう。競合の弱みはこれだから、この事業をやろう。など、端的に考えていませんか。
例えば、3C分析を用いいれば、「市場・顧客がどうか」「競合がどうか」「自社がどうか」という観点で漏れなく被りなく(MECEで)分析ができます。端的な思いつきでなく、実績のある手法で分析ができます。
根拠2:スピードが早くなる
分析フレームワークは、実施方法が定型化、フォーマット化されているため、自分で1から考えるより、早く分析ができます。スピードが重要なビジネスの世界で、使わない手はありません。
例えば、
自分が構築する案件に優先順位を付ける必要があるとします、
自分の頭の中でどうやって整理しようと考えますが、堂々巡りになることがよくあるはずです。こういった時に分析フレームワークを利用します。ディシジョンツリー分析を利用すると、優先度が可視化され、即座に判断材料とすることが可能です。
根拠3:再現性がある
自分の頭だけで我流で考えて、良い答えが導き出せたとしても、それはマグレの可能性が高いです。次に同じような良い答えを導き出せる可能性は低いでしょう。
分析フレームワークの場合は、考え方が統一されますから、次も良い答えを導き出せる可能性は高くなります。再現性がある、ということです。
他の分析フレームワークの使い方はこちらから参照ください
以下ページにていろいろな分析フレームワークの使い方を紹介しているので、ご覧ください。
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