分析フレームワークを学ぶ必要性については、以下の記事でお話しましたが、
今回から実際に分析フレームワークの使い方についてお話します。
まず、第1回として「ロジックツリー」です。
ロジックツリーを利用する目的
ロジックツリーは問題の解決策を検討するときや、問題の発生原因を整理するときなどに利用します。その際に、ロジックツリーを用いる目的としては、2つあります。
- 本質を絞り込む
- 考慮漏れをなくす
この2つです。
ロジックツリーを利用して分析することで、その解決策が本質に辿り着いているか、考慮漏れが発生していないかを確認することができます。
ロジックツリーの利用手順
利用の手順としては以下を抑えておけば問題ありません。
- 問題(課題)と分析の目的(Why/How/Where)を定める
- 問題(課題)を数式、フロー、年齢層などでMECEに分解する
- 分解した要素に対して、さらに数式、フロー、年齢層などでMECEに分解する
- アクションが明確な要素まで分解できれば完了
実用例
では例として、「なぜPCの売上が上がらないか」についてロジックツリーで分析する場合を考えてみます。
以下のようになります。
簡単な例ですが、更に分析する必要があれば、手順3を繰り替えせばよいです。
ロジックツリーを利用することで、売上向上の施策を打つ場合でも、漏れなく、本質を突いた施策が効率よく実施出来るようになります。
是非、実際に試してみてください。