分析フレームワークを学ぶ必要性については、以下の記事でお話しましたが、
実際に分析フレームワークの使い方についてお話します。
今回は、第3回として「フェルミ推定」です。
フェルミ推定を利用する目的
フェルミ推定を利用する目的は、
- データが十分にない場面でも、概算値を推計して効率よくアクションするため
です。
実際に分析をするときは十分なデータがない場面はよくあると思います。そんな時に利用するフレームワーク(思考に近い)です。
ビジネスの現場では、スピード重視ですから、データが揃うまでアクションしないことはありえません。何かしらの仮設を立てて早めにアクションすることは大事ですから、是非、フェルミ推定を利用してみてください。
フェルミ推定の利用手順
フェルミ推定の利用手順は以下になります。
- 分析したい事項を簡単な式で表す
- 入手可能な数値(あるいは仮説が立てれる数値)を当てはめる
- 別の式を考えてみて、同様に数値を当てはめクロスチェックする
実用例
例として、「このカフェの売上高を知りたい」という場合の手順を考えてみましょう。
以下のようになります。
日常生活でもすごく試せますので、是非試してみてください。